知っていますか？テニスラケットの寿命と買い替えサイン

ラケットを落としたときの音で確かめる

感覚的な判断になってしまいますが、地面からラケットを10cmほど上げて落としたときの音で判断します。ラケットが本来の性能を発揮できなくなっていると、新品のときとは違ったバイーンと間延びした音がします。

表面的には使えそうでも、これは中の金属が疲労してへたっている状態です。高いパフォーマンスを求める方はこの段階で変えてもいいでしょう。

使用年数と使用感で考える

ラケットの平均的な寿命は、使用頻度や使う人のプレースタイルにも左右されますが、一般的に2～3年と言われています。週5日使う場合だと3ヶ月程度で限界が来ることも珍しくありません。

一般的にはスピンを多用するスタイルやハードヒッターの場合は、ラケットの疲労も早くなります。ラケットを購入して2～3年経ち、使用時に違和感や不快感がある場合はメンテナンスに出してみましょう。

それでも改善が見られない場合は買い替えを検討するのがおすすめです。ヒビや割れといった表面的な欠損も目安の一つです。

できるだけ長く使うためには？

ラケットは使用していると愛着が湧くため、できるだけ長く使いたいという方も多いでしょう。

長く使い続けるためには、ラケットの手入れは必須です。また、保管方法によっても寿命は変わります。ラケットケースにいれ、湿度や直射日光に気をつけて、乾燥した場所に置いておくようにすることも大切です。

テニスラケットの買い替えどきは使う頻度や使用感・プレースタイルによって寿命が変わりますが、できるだけ長く使うためには手入れや保管に気を使うことも必要です。