インターネットやゲームの普及により、外で遊ぶ子どもたちが減りました。一方で、部活動などで積極的に運動を行っている子どももいて、運動をする子どもとしない子どもの差が大きくなっているのも事実です。

空き地などで自由に遊べた昔とは違って、都市化などの影響により外遊びをするためのスペースが少なくなっています。自由に遊べるはずの公園や学校もルールが厳しくなり、遊び辛くなったのも原因です。

ライフスタイルの変化により、朝食を食べない子どもや栄養バランスが乱れている子どもも増えていて、体力の低下に繋がっているのです。睡眠不足も体力低下に大きく関わっています。

運動能力の低下により、頭や顔の怪我、長期の治療を要する骨折が増加傾向にあります。頭や顔を守り、うまく衝撃を和らげるような転び方ができなくなっていることが考えられます。

食生活の影響もありますが、運動不足により全身の代謝量が低下することで、生活習慣病を引き起こす恐れもあります。

姿勢を維持する筋肉の低下により、同じ姿勢をキープすることができなくなります。じっと話を聞くことができないので、集中力も散漫になり、理解が遅くなる傾向があります。