動体視力とは、「動いているものを視認する能力」のことです。ボールを目で追っていたはずが、途中でどこにあるのか分からなくなってしまったという経験はありませんか？動体視力は、サッカーや野球などのスポーツはもちろん、日常生活においても重要です。

しかし、筋肉が大きく関わっているため、20歳をピークに衰えてしまいます。20歳を過ぎても動体視力を維持し続けるためには、子どものころからしっかりとトレーニングを続けることが大切です。

そもそも、動体視力には顔に対して上下左右に動くものを追う「DVA動体視力」と、奥から手前に向かって移動するものを追う「KVA動体視力」の2種類があります。DVA動体視力は、卓球や野球などのスポーツでボールの動きを見極める際に役立ち、KVA動体視力はボクシングなど正面から自分に向かってくる動きを捉える際に役立ちます。

動体視力が高い方は、人やボールの動きを素早く捉えて判断ができるので、動体視力が高いほどスポーツでは有利といえるでしょう。スポーツをしている子どもはもちろん、目の健康維持をしたい大人も、普段の生活に動体視力を鍛えるトレーニングを取り入れましょう。

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